パロディとかTwitterネタを収納する部屋
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ちらちらと好奇心に満ちた視線を向けながら、彼女――いや、少女が先導する。
シエルの名前に対して『おばあちゃん』と言っていたから、彼女の孫娘らしい。
祖母にあたる人物の見舞いに見た目の若い自分が訪れるのは珍しいだろうし、少女の年齢を推し測るに好奇心旺盛なのは頷ける。
と。
ドライフラワーの飾られた扉の前で立ち止まった少女が3つノックをして、するりと中に入っていく。
自分はと言えば、根が生えたように動かない足を踏み入れることができずに扉の外だ。
「おばあちゃん、お客さま。とっても綺麗な男の人!ねぇ、どこで知り合ったの?」
華やかな少女の声、それから。
「男の方?まぁ…どなたでしょう」
記憶よりも掠れた、それでも少女のような愛らしさを失わない穏やかな声。
『まぁ…あのぅ、どなたでしょう』
同じ台詞だ。
初めて出会ったときとほとんど同じ。
涙が出そうに懐かしい、美しい思い出。
ぐっ、と拳を握って一歩扉の内側へ足を進めた。
シエルの名前に対して『おばあちゃん』と言っていたから、彼女の孫娘らしい。
祖母にあたる人物の見舞いに見た目の若い自分が訪れるのは珍しいだろうし、少女の年齢を推し測るに好奇心旺盛なのは頷ける。
と。
ドライフラワーの飾られた扉の前で立ち止まった少女が3つノックをして、するりと中に入っていく。
自分はと言えば、根が生えたように動かない足を踏み入れることができずに扉の外だ。
「おばあちゃん、お客さま。とっても綺麗な男の人!ねぇ、どこで知り合ったの?」
華やかな少女の声、それから。
「男の方?まぁ…どなたでしょう」
記憶よりも掠れた、それでも少女のような愛らしさを失わない穏やかな声。
『まぁ…あのぅ、どなたでしょう』
同じ台詞だ。
初めて出会ったときとほとんど同じ。
涙が出そうに懐かしい、美しい思い出。
ぐっ、と拳を握って一歩扉の内側へ足を進めた。
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