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パロディとかTwitterネタを収納する部屋
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「なー、さっちゃん」
「……垓さま。示しがつきませんよって、その呼び方止めない」
「さっちゃんの口説き文句ってなんやってん?」
「ひとの話を聞け」
 じわじわ、じわじわと夜が更けたのに蝉の鳴く、蒸し暑い夜だった。
 氷水に銚子を浸して、キンと冷えた酒を男3人であおる。
 だらりと浴衣を着崩した、ついでに姿勢も崩しきった、ほろ酔い気分の当主が問う。
「ほらぁ、あのいけずで有名なすず緒花魁とおしげりになったんやろぉ?」
「…………練」
「許せよ」
 口が滑ったんだ。音がしそうなほど強く睨んだ影の視線をすいと交わして、半跏に座った薬師がわらう。
 当主から定規が入っているに違いないと言われる影の、ぴんと伸びた背なは浴衣をまとっているのに弛みなく。きっちりと正座のままで渋い顔を崩さない。
 僅かに衿を弛めた薬師が、片足を浸した盥の水をぱしゃりと叩く。
「な~さっちゃん~その口説き技教えてぇな~」
「しつこいで垓さま」
「教えてやればいいだろう」
「黙らっし」
 眉間の皺をいっそう深くするのにけらけらと笑って、さっちゃん、と当主が問いかける。
「ええやんかぁ、男の内証話やで」
「閨を酒の肴にされて堪るかい」
「浮いた話を聞かないからここで掴まるンだろうよ」
「なんや浮いた話て。練の話でもしたり」
「嫌だ」
「練はええねんて、なんだかんだ違う方向から聞こえてくるし。さっちゃんやて、さっちゃん!エェ歳して独り身やと思うたらまさかのすず緒花魁おとすてなんやの!」
「知らんがな」
 べしべしと座った板敷きを叩いて声を大きくする当主に、影がいかにもうんざりとした声を出す。蚊遣りが少し揺れたのを、薬師がチョイと支えた。
「なぁさっちゃ~ん俺ここんとこ負けっぱなしなんやて~あと気になるからさっちゃんの口説き文句教えてぇな~」
 にやにやと言葉を重ねる当主に、口の中だけで鬱陶しい、とぼやいて、手にした猪口を呷ってぼやきも飲み込む。
 勢いで膳に盃を音をたてて置く。一瞬身体を強張らせた当主の肩を突いて、身体ごと板敷きに押し倒す。頭を打ったらしく鈍い音といて、という声が聞こえたが無視をした。
「……さ、」
「垓さま」
 いつになく近付いた眼鏡の奥で、暗い瞳に当主の顔が映り込んでいる。いつになく熱っぽいような気がする視線が怖い。ああちくしょうからかったりするんじゃなかった。
「…………」
 爪の短く切られた皮の固い指先がすいと唇を触る。冷や汗を垂らして悲鳴を呑み込んでいる当主に、影がごくわずかに目元を緩めた。
「野暮ォ言いなさんな」
 たし、と指の背で当主の頬を軽く叩いて上体を起こした影に薬師が無言で酌をする。
「…………あああああ!!理の阿呆!!」
「心外やな」
「なんやねん!!なんやねん今のん!!」
「おまはんがガタガタぬかすからや」
 顔を覆ってじたばたと足を動かす当主をしれっと流す影。
 読めないやつだ、と薬師は胸中で呟いた。

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タイトルの通り。練さんわからんなー!ぎぎぎ。
練さん@古杉、垓さま@さと。さんとうちのさっちゃんで先代三羽烏。
三羽烏ってすぐれた三人って意味らしいよ!当代三羽烏は確実に三バカを捩ってありそうだけど!
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