パロディとかTwitterネタを収納する部屋
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「すごーい、はやいねぇ、おかあさん」
「そうね」
「おとうさんより、はやいねぇ」
「はは、さすがに乗り物には勝てないよ」
「あっ、あれ、あれなぁに?」
「駄目よアウリン、窓から手を出しちゃ――」
目が覚めた。
どくどくと心臓が鳴っている。
お腹の力だけで上半身を起こす。
薄く開いたカーテンから朝陽が差し込んでいる。
夢を見たのだと理解る。
両腕をなくした時の夢を。
(…あのあとは、ほとんど覚えてないんだけど)
もそもそとベッドから抜け出してベランダへ出た。
ベランダの窓を開けるときに足を使って、みっともないと言われそうだけれど。
手が使えないから仕方ないんだと言い訳をしたい。
ぼんやりと思いながら朝陽を浴びて、瞼を閉じる。
暖かい陽の光にため息がこぼれる。
私は、今日も生きている。
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アウリンの昔、メモ
「そうね」
「おとうさんより、はやいねぇ」
「はは、さすがに乗り物には勝てないよ」
「あっ、あれ、あれなぁに?」
「駄目よアウリン、窓から手を出しちゃ――」
目が覚めた。
どくどくと心臓が鳴っている。
お腹の力だけで上半身を起こす。
薄く開いたカーテンから朝陽が差し込んでいる。
夢を見たのだと理解る。
両腕をなくした時の夢を。
(…あのあとは、ほとんど覚えてないんだけど)
もそもそとベッドから抜け出してベランダへ出た。
ベランダの窓を開けるときに足を使って、みっともないと言われそうだけれど。
手が使えないから仕方ないんだと言い訳をしたい。
ぼんやりと思いながら朝陽を浴びて、瞼を閉じる。
暖かい陽の光にため息がこぼれる。
私は、今日も生きている。
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アウリンの昔、メモ
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