パロディとかTwitterネタを収納する部屋
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かしゃん、玻璃の洋杯が音をたてて割れた。
「あれま」
「がうっ?」
机の端の方に置いてあったそれに真白の尾が当たって落ちてしまったのだ。慌てて手を伸ばす真白をやんわり制す。怪我をされては逆に困る。
「無闇に触るでないよ、白。此れの端は鋭いでな」
「あぅー…」
「ナニ、紙かなにかで掴めば良い…ん?」
比較的大きな破片を、切らないように注意を払ってつまみあげる。
白と黒の、滲みの美しい波模様。
「あー…白や。儂、この模様なんぞ見覚えあるんじゃが」
「くあ?ぎゅいー…がう」
声をかけた真白も心当たりに気付いたようで、厚みのある耳が細かく動く。ぴぴぴ、ぴこぴこ。引っ張ったら怒るかしら。
「これ、玄の気に入りの洋杯じゃのう」
「なおう」
「…………」
「…………」
「………。儂、知ーらん」
「ぎゃう!?」
ふいと顔を背ければびくり、大きく身体を震わせた真白の手が袖を掴む。
「こ、こりゃ!袖を引くでない!」
「ぎゃおー!」
「自分で謝らぬかばかもの!」
「誰に」
「そりゃ玄に…ふおう!?」
----------
長いのと、玄海さんじゃなく真白くんとって感じなので没。
「あれま」
「がうっ?」
机の端の方に置いてあったそれに真白の尾が当たって落ちてしまったのだ。慌てて手を伸ばす真白をやんわり制す。怪我をされては逆に困る。
「無闇に触るでないよ、白。此れの端は鋭いでな」
「あぅー…」
「ナニ、紙かなにかで掴めば良い…ん?」
比較的大きな破片を、切らないように注意を払ってつまみあげる。
白と黒の、滲みの美しい波模様。
「あー…白や。儂、この模様なんぞ見覚えあるんじゃが」
「くあ?ぎゅいー…がう」
声をかけた真白も心当たりに気付いたようで、厚みのある耳が細かく動く。ぴぴぴ、ぴこぴこ。引っ張ったら怒るかしら。
「これ、玄の気に入りの洋杯じゃのう」
「なおう」
「…………」
「…………」
「………。儂、知ーらん」
「ぎゃう!?」
ふいと顔を背ければびくり、大きく身体を震わせた真白の手が袖を掴む。
「こ、こりゃ!袖を引くでない!」
「ぎゃおー!」
「自分で謝らぬかばかもの!」
「誰に」
「そりゃ玄に…ふおう!?」
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長いのと、玄海さんじゃなく真白くんとって感じなので没。
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「九?」
通り過ぎた部屋のほうから軽い声がかかる。
振り返った先に首をひょこりと出す童女の姿を見つけて口許が綻んだ。
「でかけてたんですか?」
幼い姿で年を重ねる彼女の話し方は舌足らずで、サ行の発音があまりうまくない。
本人も気にしているようなのだが、成長を止めた体では直すこともできずに結局そのままだ。
「そこの団子屋の親爺が息子に店を継がせるってんで味でもみてやろうと思ったんでさァ」
「まぁ」
言いつつ手に下げた包みを示すと、瞳をきらきらと輝かせながら寄ってくる。平時の癖で抱き上げてそんな必要もなかったかなとは思ったがやってしまったのはしょうがない。
「九がときどき買ってきてくれるところですか?」
「応、そうで御座ンすよ。あっしァここの塩大福が好きなんだが」
不味かったらあの親爺、早々に隠居なぞさせてやれるかい。遊びことばにころころと土鈴を転がしたような笑い声が重なった。
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静霧さんリクでむつらさんと九!
呼び捨てだと嬉しい
通り過ぎた部屋のほうから軽い声がかかる。
振り返った先に首をひょこりと出す童女の姿を見つけて口許が綻んだ。
「でかけてたんですか?」
幼い姿で年を重ねる彼女の話し方は舌足らずで、サ行の発音があまりうまくない。
本人も気にしているようなのだが、成長を止めた体では直すこともできずに結局そのままだ。
「そこの団子屋の親爺が息子に店を継がせるってんで味でもみてやろうと思ったんでさァ」
「まぁ」
言いつつ手に下げた包みを示すと、瞳をきらきらと輝かせながら寄ってくる。平時の癖で抱き上げてそんな必要もなかったかなとは思ったがやってしまったのはしょうがない。
「九がときどき買ってきてくれるところですか?」
「応、そうで御座ンすよ。あっしァここの塩大福が好きなんだが」
不味かったらあの親爺、早々に隠居なぞさせてやれるかい。遊びことばにころころと土鈴を転がしたような笑い声が重なった。
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静霧さんリクでむつらさんと九!
呼び捨てだと嬉しい
かつんと爪先に当たった小石が音をたてる。
不定期に扉番が集まるのには大きな理由はないけれど、たまには自分の居場所を離れるのもいいのだろう。
廃虚じみた扉の周りには誰もいない。扉は閉まっているべき時間だからだ。
「よぉ、グランディオーソ」
「…お前が最初だよ、オルハ」
彫刻のように、そこにあるのが当然と言った体でたたずむ青銅のドラゴンの姿に舌打ちが洩れる。巨大なものは嫌いだ。
「集まる時は人型になってろって言ってるだろうが。何度も言わせんな」
「お前の言うことに従う理由はないんでね」
「腹を食い千切るぞ爬虫類が」
「踏み潰すよ小鳥」
----------
仲悪い!\(^O^)/
めかぶリクでグランさんとオルハ!グランさんお借りですよ。
不定期に扉番が集まるのには大きな理由はないけれど、たまには自分の居場所を離れるのもいいのだろう。
廃虚じみた扉の周りには誰もいない。扉は閉まっているべき時間だからだ。
「よぉ、グランディオーソ」
「…お前が最初だよ、オルハ」
彫刻のように、そこにあるのが当然と言った体でたたずむ青銅のドラゴンの姿に舌打ちが洩れる。巨大なものは嫌いだ。
「集まる時は人型になってろって言ってるだろうが。何度も言わせんな」
「お前の言うことに従う理由はないんでね」
「腹を食い千切るぞ爬虫類が」
「踏み潰すよ小鳥」
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仲悪い!\(^O^)/
めかぶリクでグランさんとオルハ!グランさんお借りですよ。
酢酸リクふぇりへるこでひたすら濡場。
別名、一種の苦行…
別名、一種の苦行…
トントンと軽快なリズムで音が聞こえる。
忙しそうに動く後ろ姿はとても楽しそうだ。
そのうちに食欲をそそる匂いが漂ってくるのを知っている。
台所に立つ彼女がいつもより大きく感じられて、なぜか無性に頼りたくなって。
「煉牙?」
腰に緩く腕をまわすと、訝しむ柔らかな声。
髪から甘いにおいがする。
シャンプーは同じはずなのに。
「煉牙、ご飯作っとるときは危ないで」
笑みを含んだ声。
窘めるような調子だ。
「…今日の飯、なに?」
言い訳のように誤魔化すように言葉を紡ぐ。
後ろめたいことはないけれど、なんとなくだ。
「さてなんでしょう」
くすくすと笑い声。
無造作に置かれた、変わった形のフライパンはわかりやすすぎるヒント。
「パニーニか」
「せやでー」
上機嫌な彼女の明るさはいつだって救いだ。
腕に力を入れ直して抱きしめると、甘えん坊さん、からかう調子で言われた。
忙しそうに動く後ろ姿はとても楽しそうだ。
そのうちに食欲をそそる匂いが漂ってくるのを知っている。
台所に立つ彼女がいつもより大きく感じられて、なぜか無性に頼りたくなって。
「煉牙?」
腰に緩く腕をまわすと、訝しむ柔らかな声。
髪から甘いにおいがする。
シャンプーは同じはずなのに。
「煉牙、ご飯作っとるときは危ないで」
笑みを含んだ声。
窘めるような調子だ。
「…今日の飯、なに?」
言い訳のように誤魔化すように言葉を紡ぐ。
後ろめたいことはないけれど、なんとなくだ。
「さてなんでしょう」
くすくすと笑い声。
無造作に置かれた、変わった形のフライパンはわかりやすすぎるヒント。
「パニーニか」
「せやでー」
上機嫌な彼女の明るさはいつだって救いだ。
腕に力を入れ直して抱きしめると、甘えん坊さん、からかう調子で言われた。